

AI(人工知能)がwebデザインをする時代!?
Webデザイナーの身として働く現在、見てみぬふり出来ぬ記事が最近増えてきました。
そうですそれは”人工知能がWebデザインをする”というものです。
日本ではまだ普及していないようですが、色々とヤバい機能を取り揃えたサービスがあるということで、下記目次の内容で紹介していきます。
1. 現在のAIデザインサービス紹介
■FIREDROP (https://firedrop.ai/)
アップしたテキストや写真から判断して、AIが60秒で良い感じのデザインにしてくれるサービス。 何がすごいかというと、アップした文章の文脈から意味を推測してターゲット層に対して何を伝えたいかまで判断してくれるそうなのだ。
更にデザインを作った後の改善までしてくれるので、マーケティング能力まで備えている。
※日本語未対応
■The Grid (https://thegrid.io/)
「Molly」という名のAI Webデザイナーが進行役(?)として登場。 写真をアップロードすると、ユーザーが最初に選んだカラーから自動的にカラーパレットを抽出して色味を決定。
写真の余白を見つけて、そこにテキストを置く事も可能だとか。 コンテンツについても、サイトのテーマに合った内容をネット上から自動的にピックアップすることも出来るようで、まさに万能AIという印象。
※日本語未対応
■Wix ADI (http://ja.wix.com/)
ユーザーは最初に、自分の名前やwebサイトのターゲット、コンセプトなどの基本的な質問に答えるだけ。 あとはそれに基づく関連写真や文章、レイアウトを数分で作ってくれ、画像の色味からカラースキームを決定し、ものの数分で完成してしまう。
少し直したい箇所があれば、ユーザーは管理画面からレイアウトの変更や画像・文章の変更なども可能。
※日本語対応
2.人間Webデザイナーだから出来る事(自論)
・細かな気遣い
写真の色補正はもちろん、シワやシミを薄くしたり、壁の汚れを取ったり、写真の足りない箇所を付け加えたり..細かな作業は人間のほうが気づけるのではないかと思う。
・素材の作成
例えばアイコン素材を作ったり、元々ある素材に手を加えたりなどの細かな作業。(時と場合によるが)サイト内の素材にクライアントのロゴマークを入れてみたりなどのちょっとした遊び心は人間のほうがあるのではないかと感じる。
3.伸ばすべきスキル(自論)
・基本的なスキル
・個性的な強み
・AIの性質や長所/短所の理解
基本的なスキルは日々培い、個性的な強みはきっとあるに越したことはないのでしょう..。
AIの性質を理解することで、クライアントに新しい提案が出来たり、またはエンジニアと共通言語で会話を出来る事で生まれる仕事があるかもしれません。
2014年、人工知能との恋愛を描いた映画「her」を見て、こんな未来が本当にやってくるのだろうか…と思いましたが、どんな形であれ確実に私たちの生活に人工知能はめり込んでくるのでしょうね!