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神様パラダイス!『オリュンポス十二神』をゆるっと紹介

こんにちは、ざっきーです。
突然ですが、ギリシア神話って少し気になりませんか。
大学で西洋美術史の授業を取っていたのですが、西洋美術といえば神話無しには語れません。
ということで、年中ずっとギリシア神話についてのお話でした。授業楽しかった…。

最近はスマホゲームなんかでも、各国の神々の特性を捉えてキャラクター化しているのを見ますよね。ギリシア神話の神々も沢山取り上げられています。
かの有名な聖闘士星矢も、ギリシア神話と星座をモチーフにしてますね!(私のチームのボス井上さんは星矢世代みたいです。)

そこで今日は、ギリシア神話の神様を少しだけ、ゆるっと紹介します。
と言ってもギリシア神話には神様が沢山出てくるので、特に有名な「オリュンポス十二神」に絞ります。

十二柱の神々はゼウスを中心に、彼の兄弟姉妹とその子どもたちで構成されています。
ちなみに「オリュンポス」というのは現代でいうギリシャの最高峰「オリンポス山」のことで、オリュンポス十二神はその山頂に住むと言われていたそうです。
標高3,000m弱。さすが神様は住んでるところが違います。

神々の伝承は諸説あるので、というか諸説だらけなので、ゆるくご覧ください。

 

◆ オリュンポス十二神ゆるっと家系図

十二柱しかいない割にややこしいので、簡単に神々の関係図を作りました。
ややこしくしてるのはゼウスです。(複数の妻と沢山の愛人)

 

オリュンポス十二神

◆ ゼウス

親:神クロノス / 女神レアー

ギリシャ神話の主神であり最高神。神々の王。
全知全能の天空神で、神々と人類両方の守護神・支配神であり、父であると考えられました。
元々雷神様です。なので、ゼウスの聖木である樫の木にはよく雷が落ちると言われています。
全宇宙を破壊できる雷(いかづち)が武器です。つよすぎる…。
ギリシャの神様の像で、手に雷霆(短い棒みたいなもの)を持っていればもれなくゼウスです。
雷を今にも投げそうなポーズの像が有名ですね。

末っ子で、姉が3人、兄が2人います。
最終的な正妻は姉のヘーラーですが、ゼウスは好色な神様で、妻の目を盗んでは他の女神や人間達と交わりました。
これは強力な神々となる子を生み出し、世界の基盤を整える為でもあったそうですが、平たく言えば浮気しまくってたんですね。しかもヘーラーは結構嫉妬深かったとかで、よく夫婦喧嘩してたみたいです。なんだか人間味がありますね…。
日本でも有名なヘラクレスも、ゼウスの(愛人の)子のひとりです。

 

◆ ヘーラー

親:神クロノス / 女神レアー

神々の女王であり、女性の守護神。
ちょっと強気なゼウスの姉であり、ラスト正妻。素手でも強い。
貞淑な結婚の守護神でもあるヘーラーは嫉妬心が強く、ゼウスの愛人やその子供にしばしば復讐します。
ゼウスの浮気を迅速に察知するなど、高い情報収集能力・監視能力を発揮。
頭もいいし強いし、さすがは神々の女王です。

 

◆ アテーナー

親:神ゼウス / 女神メーティス(ゼウスの最初の妻)

知恵・工芸・戦略の女神。
訳あって、ゼウスの頭から武装した状態で生まれました。
自由奔放でプライドが高いのですが、信奉者に対しては友好的。
戦女神ではありますが、人民の平和の為に戦う知将という位置づけです。
現地では人気の女神様だとか。

 

◆ アポローン

親:神ゼウス / 女神レートー

予言・芸術・音楽・医療の神。理想の青年像。
アルテミスと双子。
弓の名手で腕力も強く、ボクシングを創始した神でもあります。
文化的で柔軟な性格ですが、たまに屁理屈もこねます。
お母さんとアルテミスが大好きで、家族に仇なすものには容赦しません。
あと、彼の恋愛はことごとく上手くいかないです。お父さんは百発百中なのに…。

 

◆ アプロディーテー

親:神ウラノスの男根の泡から生まれた説、ゼウスと女神ディオーネーの子説等

愛と美と性の女神。最高の美神。
気が強く、他の女神達とはあまり折り合いが良くなかった様です。
美しすぎてモテモテですので、全神々から求愛されました。
彼女はローマ神話で言うヴィーナスと対応します。

 

◆ アレース

親:神ゼウス / 女神ヘーラー

軍神。戦争の災厄を司る。
戦闘時の狂乱や破壊を神格化、荒ぶる神として畏怖されました。
なので、性格も粗野で残忍で不誠実です。
人間に負けたり、ヘーラクレースに半殺しにされたり、ギリシア神話では度々負かされる役どころで描かれます。というかほとんどが武勇伝ではなく失敗談です。軍神なのに…。
でも男神の中では1,2を争う美男子。

 

◆ アルテミス

親:神ゼウス / 女神レート―

狩猟・森林・純潔・豊穣の女神。
アポローンと双子。
狩り大好き。彼女の持ち物の大半は父であるゼウスから授かってます。
やっぱり彼女も気が強いのですが、困った時にはお父さんに泣きついたりもします。
貞操の女神なので永遠に処女神でいる保証も父から得ており、侍女たちにも純潔の誓いを立てさせています。(後に一人、その父が手を付けました)
そんな彼女がたった一度だけ恋したのが、オリオン座で有名な猟師オーリーオーン(神ポセイドーンの息子)です。ですが、快く思わなかったシスコンアポローンの謀略により亡き者に。ゼウスは亡くなった彼をオリオン座とし、悲しむアルテミスを慰めたそうです。

 

◆ デーメーテール

親:神クロノス / 女神レアー

農耕・大地の女神。
ゼウスの姉。
ゼウスが無理やり迫った結果、ゼウスとの間に娘ペルセポネーをもうけます。なのでゼウスは嫌い…ですが娘のペルセポネーには愛情を注いでいました。
ちなみに兄弟のポセイドーンにも無理強いされてます。この時凄まじくキレたらしい。
温厚な女神ですが、怒ると大地を揺るがすので、ゼウスでさえ気をつけていたそうです。一度娘が行方不明になって、大地を荒廃させたことがあります。娘想いです。
娘が冥界(神ハーデース)へお嫁に行ってしまった為、一年のうち娘が冥府で過ごす間は大地の実りを止めてしまう”ストライキ”を起こすようになりました。これが四季の起源譚だとか。

 

◆ ヘーパイストス

親:神ゼウス / 女神ヘーラー

火山・炎・鍛冶の神。
オリンポス十二神の中で最も硬派だとか。
容姿に恵まれなかったり、足の自由を失ったりな彼ですが、自分の工房で腕を磨き、様々な武器や道具を生み出すことでオリュンポスに自分の居場所を築き上げました。
美しすぎる女神アプロディーテーと結婚するも、醜い彼との生活に耐えかねアプロディーテーは浮気。後に離婚しました。
真面目なヘーパイストスは浮気にめっちゃ怒っており、賠償の受け取りを拒否していましたが、離婚の仲介をしていたポセイドーンに「けじめだから」と説得されしぶしぶ受け取ったそうです。

 

◆ ヘルメース

親:神ゼウス / 女神マイア

神々の伝令使の青年神。旅人たちの守護神。
生まれた瞬間から賢かった彼は、プロメーテウスと並びギリシア神話のトリックスターです。
ゼウスの忠実な使いとして動き、機転も利く彼は神話で多くの密命を果たし大活躍します。まさに忍者。
また、サイコロや天文学、アルファベットを発明するなど、人間のための文化的貢献もしています。
そして世渡り上手な彼は、女性の扱いも上手です。アポローンに少し分けてあげて欲しいレベルです。

 

◆ ポセイドーン

親:神クロノス / 女神レアー

ゼウスに次ぐ圧倒的な強さを持つ、海洋の王。海・泉・地震・馬・塩の神。
ゼウスの兄。
美術品で、三叉の矛っぽいものを持ったムキムキは大体彼です。
粗野で乱暴、ワイルドなおじさん。
妻(海の女神アムピトリーテー)はいますが愛人も沢山おり、有名なのはメドゥーサ。
ちなみにリトル・マーメイドのアリエルのパパ「トリトン」は、ギリシャ神話で言うとポセイドーンの息子です。

 

◆ ヘスティアー

親:神クロノス / 女神レアー

炉の女神。家庭生活の守護神。
ゼウス達の姉、長女。
オリュンポスの十二神の一柱には、別伝で彼女の代わりに甥のディオニューソスを数えることもあり、これは十二神に入れないことを嘆く甥を哀れんで、その座を譲ったためだそう。
穏やかでのんびりやさんな優しいお姉さん。

 

 

おまけ:冥界の神

◆ ハーデース

親:神クロノス / 女神レアー

冥府の神で、冥界の王。
ゼウスとポセイドーンの兄、長男。
ゼウス、ポセイドーンに次ぐ実力を持っていますが、普段冥界に居てオリュンポスには来ないため、十二神に入ってません。(ちなみに、ハーデース・ポセイドーン・ゼウスの3兄弟で、くじ引きをしてそれぞれの領地を決めてます。席替えか!)
ゼウス達他の兄弟と違い純真で心優しい性格で、女性の扱いにも不慣れな為、ペルセポネー略奪時にどうアプローチしていいか悩んだそうです。略奪…。この時略奪に噛んだのはゼウス。仲良し兄弟ですね。

 

◆ ペルセポネー(コレー)

親:神ゼウス / 女神デーメーテール

冥界の王妃。
ハーデースの妻。
はじめは半ば強制的にではありましたが、彼の妻であることを受け入れ、冥界ではそばにいる場面が多いです。
ハーデースの恋人を処罰する等嫉妬心も見ませますが、彼女自身も人間の美男子を愛し、ゼウス公認で彼を堂々と傍に置きます。

 

 

まとめ

いかがでしたか。知っている神様や気になる神様はいましたか。
ギリシア神話に登場する男神は総じて女好きだったり、懲らしめる時だいたい高いところから吊るしてみたり、復習の際には自分の手を汚さずにコスい罠を仕組んでたり…
THE 神!!のような荘厳で神々しいイメージももちろんありますが、それだけじゃない、個性的でおちゃめな神々はとても魅力的です。
時を超えて語り継がれるのも、何となく分かりますね!

西洋美術品を鑑賞する上でもギリシア神話関連のものは高確率で目にするので、知識としてゆるく蓄えておくのもオススメです。
また、各神や神話にそれぞれ色々な説があります。私がまとめたものも、そのほんの一説です。
そしてギリシャ神話の神々は、ローマ神話と対応しています。
その辺を調べてみるのも楽しいですよ!

この記事で少しでも神話の面白さが伝われば嬉しいです。
そういえばもうすぐマイティー・ソーの新作が…
ソーのモデルは確か北欧神話のトールですよね。北欧神話もいいな…

以上、またまた図を作るのが楽しかったざっきーでした。
ありがとうございました!

この記事を書いた人

山崎 知美 YAMAZAKI TOMOMI