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夏だ!虫とり行こうぜ!!

こんにちは、ざっきーです。
もう少ししたら夏本番、夏休みですね。
夏休みの思い出と言えば、やはり虫とり。
小学生時代の私は、毎日狂ったように山へ林へ草むらへ、虫かごを提げて飛び込んでました。

大人になって生活圏が都会へ移ったからか、最近めっきり虫と戯れていません。寂しい…
でも、恵比寿には公園ありますね!オフィスからも近いですし。
ということで今回は、夏、草むらで出会える一般的な虫たちの中から、私のイチオシの虫に絞って、オススメポイントや捕まえ方なんかをふわっとご紹介します。
デスクワークのあなた!気分転換に、お散歩がてら虫とりへ行ってみてはいかがでしょうか…!

 

◆ ショウリョウバッタ

捕獲難易度:★☆☆☆☆

スマートなフォルムの草むらのアイドル!
まずは穏やかでやさしいこの虫から。
虫とりでバッタと言えば、トノサマバッタもいいですが、やっぱりショウリョウバッタですよね。
捕まえた時、口から茶色い液体を出すやつもいて、地元の友だち間では「しょうゆバッタ」と言われてました…懐かしい。

この種はメスのほうがデカいです。
日本で捕まえられる最大のバッタです。か わ い い !
そっくりさんに「オンブバッタ」がいます。この種の方がだいぶ小さいです。か わ い い !!!!

大きいやつは機動力低めで捕まえ易いし、捕まえても噛んだりしないし、まさに初心者向けの虫ですね。
捕まえる際は、手をドーム状に組み、そっと被して、あとはカプセルのように包み込めば、捕獲完了。
つかむ時は、背中をつまむようにそっと優しく。

 

◆ イナゴ

捕獲難易度:★★★☆☆

「肉肉しいワイルドガイ」
つづいてまたもやバッタ類。イナゴです。
田んぼが近くにあるとびっくりするくらい生息してますよね。田んぼがあるとね…!
田んぼなんかねーよ!っていう都会の民は、トノサマバッタに置き換えてお読みください。
捕獲方法とか特徴とか、素人目で見るとほぼ一緒です。
あとイナゴやトノサマバッタの顔を見ると、仮面ライダーを思い出します。かっこいい!

イナゴは上のショウリョウバッタよりも重みがあり脚力も強く、跳ねる時に羽を使う合わせ技で、より遠くへ逃げられてしまいます。
なので慎重に近づき、なるべく一撃で仕留める様にしましょう。
障害物の少ない公園では捕まえ辛いので、もしも平地で遭遇したら草むらへ追い込みましょう。
イナゴに噛まれると地味に痛いので、草ごと押さえ込む戦法がオススメです。押さえ込んだら、冷静に草に絡まったイナゴの背部を優しくしっかりとつまみましょう。草むらでは大きめの虫なので、虫かごへ入れた時の達成感も大きいです。
ショウリョウバッタに慣れたら、このイナゴにチャレンジするといいかもしれませんね!

 

◆ カマキリ

捕獲難易度:★★★☆☆

「肉食の冷静なハンター」
出ました、キングオブ草むら。カマキリです。
警戒して威嚇する姿がカッコイイですよね!

カマキリは本気で動けば早いですが(たまに飛ぶやつもいます)、出会い頭に全力で逃げられることは少なく、警戒はされますがそんなに捕まえづらくはありません。
鎌で攻撃されると流石に痛いので、背部の固い所、出来れば鎌の付け根より少し下を持ちましょう。鎌は意外と可動域が広いです。

ちなみにカマキリは死んだ虫は食べません。動くものしか餌と認識しないそうです。

 

◆ コオロギ

捕獲難易度:★★★★☆

「枯れ草の間を静かに駆ける、シブい茶色の音楽家」
コオロギは夜行性のため、鳴き声や耳等、音に関する器官が発達したそうです。

コオロギは枯れ葉をがさっとどかすと見つかったりします。
跳ねるやつもいますが、私の地元のコオロギは素早く這って逃走していました。
すばしっこいですが、こちらも素早く動けばいい話ですので、捕まえるのはそう難しくありません。

コオロギを観察すると、丸い頭でかわいい顔をしてます。全体的に丸みをおびたフォルムです。
イナゴに比べて身体も柔軟で柔らかく、すこし光沢のあるきれいな茶色をしていて、オススメの虫です。
鳴き声も美しいです。(夜に鳴きます)
雑食なので顎が結構強くて、噛まれると痛いので注意です。

 

◆ カミキリムシ

捕獲難易度:★★★★★

「たまに見る触覚長いやつ」
そう、カミキリムシです。
小型の甲虫で、強そうな名前ですがほとんどが草食です。触覚長くて硬そうでちょっと不気味だけど、こわくないよ!
個体差で色んな柄の虫がいて、どれを見てもきれいです。

つかむと威嚇音を出しますが、難なく捕獲出来ます。
バッタ達の様にそんなに頻繁に出くわさないので、難易度高めにしています。
たまに庭の洗濯物にひっついてました。
そっと近づかないと、飛んで逃げてしまいますので注意です。

 

◆ まとめ

いかがでしたか。
虫とり行きたくなりませんか。
特に子供のバッタやコオロギ、カマキリはスーパー可愛いですよ…ミニチュアです。
虫取り網を持っていれば、トンボなんかも簡単に捕獲出来ますね!目と羽がとても美しいです…胴体の節もきれいですが…ってかもはや全部きr(略

都会にも素敵な公園が沢山あります。
虫とり禁止なところもありますので、そっと近づいて観察するだけでも楽しいですよ。
人よりも何倍も小さな虫たち、捕まえる時は素早く優しく丁寧に…!

暑くなってきたので水分補給を忘れずに、楽しい自然派ライフを!
ありがとうございました。

この記事を書いた人

山崎 知美 TOMOMI YAMAZAKI