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とってもかんたん 手話入門 〜指文字編〜 後編

こんにちは、ざっきーです。

実は福祉コース出身のザッキーが、2回に分けて手話の基礎の基礎、「指文字」について紹介する、の段。後半です。

前回読んでないぜ〜という方、この回だけでも問題なくお楽しみいただけると思いますので、気にせず先へ進んで下さい。
でももし「そんなの前半気になっちゃう…」という方がいらっしゃった時のために、前半のリンクを。
→もしかして:前半も見てみる

それでは前回「な行」まで終わりましたので、
今回は「は行」〜最後まで、順番にやってみましょう!

※以下の図は全て相手側から見た際の右手です。

 

◆ は行

は行の図

は行の図

「は」…はさみの形で「は」です。アルファベット「h」とも教わりましたが…が…
「ひ」…ひとつ!の「ひ」!
「ふ」…カタカナ「フ」の形
「へ」…カタカナ「ヘ」の形
「ほ」…船の「帆」の形です。風を受けて膨らんだ帆をイメージしてください。

は行が終わりました。後半は文字数が少ないので、すぐに終わります!

 

◆ま行

ま行の図

ま行の図

「ま」…アルファベット「M」の形。いつでもそこ〜に〜♪(古)
「み」…カタカナ「ミ」の形。もしくは数字の「三」。
 ※そのまま数字の「3」でもあります。
「む」…カタカナ「ム」の形。
 ※そのまま数字の「6」でもあります。
「め」…人差し指と親指で「目」の形を作ります。
「も」…人差し指と親指を離した状態→くっつけます。
 ※手話ではそのまま、助詞の「〜も、」という表現です

ま行が終わりました。ま行も由来が分かりやすくて、特に覚えやすい行のひとつですね。「も」はよく使う表現なので、雰囲気で覚えてしまいましょう。「も」っぽい動き。

 

◆や行

や行の図

や行の図

「や」…アルファベット「Y」の形
「ゆ」…手の甲を相手へ向け、湯気が三本、温泉マークのイメージです。
 ※手のひらを相手へ向けると指文字「わ」になります。ややこしいので注意!
「よ」…数字の4!
 ※そのまま数字の「4」でもあります。

や行終了!や行はすこしややこしいものがあるので、丁寧に覚えましょう。

 

◆ら行

ら行の図

ら行の図

「ら」…アルファベット「r」の形。rが見える…!
「り」…チョキの手で、宙にカタカナ「リ」を書きます。
「る」…カタカナ「ル」の形
「れ」…カタカナ「レ」の形
「ろ」…人差し指と中指で、カタカナの「ロ」の形

ら行は全部、文字の形由来で覚えやすかったですね。ラスト3文字!

 

◆わ行+ん

わ行+んの図

わ行+んの図

「わ」…アルファベット「W」の形
 ※手の甲を相手へ向けると指文字「ゆ」になります。裏表注意!
「を」…指文字の「お」を、自分の方へ引きます。
「ん」…人差し指で、宙にカタカナの「ン」を書きます。チェックマーク(レ点)のイメージで、一筆でOKです。

50音全て終了です!お疲れ様でした〜!

 

【再録】◆濁点、半濁音、促音、長音

「゛」…指文字を保ったまま、右に少しスライドさせると濁音になります
「゜」…指文字を保ったまま、上に跳ね上げると半濁音になります。ポンっ!というイメージです。ポンっ!
小さい「っ」等…指文字を保ったまま、自分の方へ少し引きます。相手から見たら、小さく(遠く)なってますね。小さい文字(ゃ、ぁ等)は全て同じです。わかりやすい。
「ー」…人差し指で上から下へ、空中に「ー」を書きます。簡単。

 

◆ まとめ

第二回、指文字後半が終了です。
指文字、いかがでしたか。
これであなたも、50音全て指文字で表せちゃいます。
想像よりもずっと簡単で、親しみやすいものだったのではないでしょうか。
自分の苗字(漢字)を調べてみるのも楽しいです。
都道府県名なんかも、地域の特徴から作られた単語も多く、覚えるのが楽しくて、オススメです!

手話は音声言語と同じで、国ごとに違います。
また、日本国内でも東西で表現方法に差があったり、とても深い分面白いです。
少しでも興味を持たれた方は、これを機に、少しずつ手話を学んでみるのもよいかもしれません。
区の福祉センターなんかで、定期的に講習会も開かれています。

珍しく真面目な話をしてしまった気がするざっきーでした。
ではでは、ここまで読んでくださりありがとうございました!

指文字 後半まとめ

指文字 後半まとめ

この記事を書いた人

山崎 知美 TOMOMI YAMAZAKI