

お客様インタビューを「株式会社ダイヤコーポレーション」様にさせて頂きました。
まず、ダイヤコーポレーション様について簡単に教えていただけますか?

ゴルフ用品と家庭・ベビー用品、大きく分けて2つのジャンルで、便利グッズや雑貨・アイテムなどの企画・開発・販売を行っている会社です。
特にゴルフ用品の「ゴルフティー」、家庭用品の「洗濯ネット」は、日本でシェアトップクラスのブランドとして支持をいただいております。
ホームページリニューアルを検討したきっかけや、課題を教えてください。

まず、情報発信の方法・見せ方に課題がありました。当社は、ゴルフ用品と家庭・ベビー用品という、ターゲットもジャンルも異なるものを扱っています。 以前のサイトでは、それらを一緒のトーンで紹介していたため、ゴルフ好きの方から見ても、家庭用品の情報を求める方から見ても中途半端な状態でした。 ですから今回は、ゴルフ用品と家庭・ベビー用品で、ある程度見せ方を変えると共に、それぞれで使い分けている「商品ブランドロゴ」の認知をしていただくことも意識して取り組んでいこう、ということになりました。
もうひとつの課題は、情報を表に出すスピードです。当社のビジネスの形態で言うとBtoB、さらにその先に消費者がいるのでBtoBtoCになるのですが、SNSなどを通じて情報拡散のスピードが速くなってきているため、そのCが情報を得るスピードが真ん中のBより早くなってきている。そうなると、消費者に向けて、いかに魅力的な商品情報をタイムリーに伝えるかが重要なのではないかと。こと当社は商品数も多く、短い期間で入れ替わってしまうこともあり、新しいものを新しいと感じてもらえるうちに見せる必要がありました。ただ、それが以前のサイトではできていなかったし、しにくい状態だった。 極端に言えば、その商品が載っていない、なんて状態で。それは早急に直さなくてはということで、リニューアル…というよりは、イチから立ち上げるつもりで動き出しました。
マーケティング、広報活動としてホームページの位置づけは、どのようにお考えですか?

新鮮な情報をタイムリーに出していくための場、でしょうか。消費者の情報収集速度が速まっている中では、100パーセントの情報を遅れて出すよりも、7~8割の情報で素早く発信することの方に価値があると考えています。残りの2~3割はというと、情報を掴んだいろんな媒体が問い合わせてくれ、第三者の視点で補完し拡散してくれる。それはやはり、鮮度の高い情報の発信があってこそだと思います。実際、ホームページリニューアルに先駆けてニュースリリースをきちんと出す取り組みをはじめたところ、非常に強いリアクションがありました。
その後は、お客様の「もっと詳しい情報や写真が見たい」というニーズの受け皿としての位置づけもあると思います。「ニュースを見て来たけれど、思っていた情報が無い…」とならないよう、情報を揃えておくように意識しています。ゴルフ用品でいうと現在500ページほどあるのですが、リニューアル前の3倍以上のPV数が出ているので、努力して手を入れた結果が数字に如実に表れていると実感しています。
ibmaを選ばれた理由と、リニューアルしてみての感想をお聞かせいただけますか?
ホームページとしてあまり欲張った仕様ではなく、誰でもメンテナンスができるようにしたい、という思いがありました。 というのも、以前のサイトは立ち上げた担当者と制作会社でないと調整できないところが多く、担当者が辞めてしまった後は、ただ写真を入れ替えるくらいのメンテナンスしかできていませんでした。ですから今回は専門的な仕組みは避け、社内で誰でも、ある程度きちんと更新ができるようなものを作りたかった。 それはその後の更新においても同じで、いざとなったら別の会社さんにお願いできるような柔軟さも持ちたいなと。ibmaさんは、そんな私たちの意図を汲み取った提案をすんなりと持ってきてくださいました。そこが決め手になったと思います。
リニューアル後は、決められた枠に画像やテキストを入れ込んでいくだけで更新できるので、ホームページ制作の経験やWebの知識がなくても効率的に作業ができています。お客様との情報共有もしやすくなりましたね。営業担当者が電話越しに、取引先様と一緒にサイトを見ながら話ができるようになり、非常に便利になったと感じています。
企業としての今後の展望や、ibmaへの要望をお聞かせいただけますか?

まずは自社ゴルフ用品と家庭・ベビー用品の直販サイトの強化ですね。ゴルファーや生活者と直接コンタクトを取る場を作り、ホームページとうまく連携させ効果を出していきたいと思っています。その後は当社の公式SNSページを開設し、各サイトとSNSとの間でカスタマーの流れを作っていく。それをする上で、どのような“しかけ”をすれば他メディアとの連携が効果的に出現するか、という検討が必要だと思っているので、そこでもぜひibmaさんのお知恵を拝借できればと考えています。